活性にごりタイプ
瓶内醗酵系のお酒が人気
近年、日本酒業界も色々なタイプのお酒が発売されています。
新潟のお酒を中心に人気が出た、淡麗辛口タイプのお酒や果物の香りがするフルーティータイプのお酒、人工的に炭酸を注入したタイプのスパークリング系の日本酒、そして瓶の中で醗酵している『活性にごり』タイプのお酒です。
『活性にごり』タイプのお酒は、まだ醗酵しているお酒を瓶詰する為、ガス圧が一定でなく、開栓の時に吹き出す可能性が高いお酒ですが、蔵人しか飲めなかったフレッシュな味わいが楽しめるという事で、人気が年々高まっています。
しかし、何も知らずに開栓すると溢れだし、せっかくのお酒が無駄になります。分かりやすいように動画を作成しました。
参考にして見て下さい。
奥羽自慢 滓酒 無濾過生原酒について
今回、ご紹介の『奥羽自慢 滓酒無濾過生原酒』は奥羽自慢で使用している、ヤエガキ式圧搾機は圧搾後も濁りが多い為、一度、滓下げと言う作業を行います。数日濁ったお酒をタンク内で貯蔵する事で、滓(にごり)が下にたまった所を、滓引きという作業(タンクの下の栓を抜き滓を抜く作業)をします。その時に出る『にごり』部分をためて瓶詰しています。色々なお酒の滓が混ざったお酒ですので、毎回出荷される味が微妙に違うと言うのも楽しみの一つです。
一回で200本程度の出荷となります。
自然発酵のシュワシュワした味わいを是非お試しください。